第14回単独公演「後手中の後手」 ライブレポ

東京03「後手中の後手」のツアーがすべて終わりましたので、レポを載せたいと思います。

いやもう毎回毎回、前回あれだけ面白かったから
今回もしかしたら面白くないんじゃないか…と思ってしまうんですけど
本当に今まで面白くなかったことがないというのがすごい。
そして、東京公演で完璧だと思ったライブも
地方公演でそれ以上、いろいろ変化してて。
今回は東京公演１回、地方公演１回しか見に行けなかったんですが、
本当は、もう２～３回は見に行きたかった。

追加公演は見に行けなかったですが、ツイッターで見る限り、かなり小木さん無双だったようで。
とにかく追加（悪ふざけ）公演は本当に楽しかったようです。
音楽と笑いの融合、一度は生で見たいんですけどねぇ。
本当に悪ふざけ公演だけでツアー回ってほしいくらいです。

とりあえずＤＶＤを楽しみにしておきたいと思います。

ということで、もしかしたらＤＶＤ見るまで内容を知りたくない方もいるかと思いますので、一応畳みました。
レポ見たい方は、下からどうぞ。

後手
飯塚と角田が居酒屋で酒を飲んでいる。角田が前回豊本と酒を飲んだ時に忘れて帰ったストールを、遅れてくる豊本に持ってきてもらうという。
そして来た豊本が、角田に返すストールを首に巻いてやってきた。
何事もなかったように返す豊本。最初は特に何も言ってなかったが、豊本がトイレに立った時、飯塚に忘れ物のストールを巻いてくるのはおかしいんじゃないかと言いだす角田。
 

オープニングらしく、「後手」というワードがすごく入っているネタです。
いや～、本当に小さい(笑)
言うほどのことでない「いらっと感」と、角ちゃんの後手っぷりがすごく絶妙で。
これ、結構共感できる人も多いと思うので、いつかＴＶのネタ番組でやってほしいなぁ～。すごく03らしいネタだと思うんですよね～。
 

ＯＰ
今回のオープニング私はすごく好きなんですけどね～。
何をモチーフにしてるのかよくわからない。
クラッシックぽい曲が根底にあって、角ちゃんの声は
機械を通してる感じだし。
なんか不思議なオープニング曲でした。元ネタ知りたい。
【追記】オープニングの元ネタは、コーネリアスのファンタズマ（カンケさん）+クイーン風（角ちゃんの曲）
 

余裕
飯塚パティシエの作るエクレアを共同開発で商品化しようとしている営業の角田と豊本。
飯塚シェフに商品の内容を説明するため資料を渡すが、その資料はほかの会社に渡すためのものだった。
落ち込む豊本。なんとかその場を収めようとする角田だったが
さすがに飯塚の怒りは収まらず、この話はなかったことにといわれる。
その時、落ち込んでいた豊本が、本当にどれだけ飯塚パティシエのエクレアが好きでこの企画を立ち上げたかを飯塚に伝える。
その気持ちに打たれ、話を聞いてもらえることになったが、
角田は、話がうまく運んでいることがおもしろくない。
 

豊本さんがやらかしたあとにボーっとしてる様が面白くて。
パンフレットに、昔ライブで間違えた後ボーっとしてた話をかいてましたが、
まさにあのライブを見に行っていたので、ちょっとそれを思い出してしまいました。
飯塚さんのパティシエの恰好がなんか新鮮ｗ
 

後手ゲーム
先手を打ったほうが負けというゲームをやって最後生き残った人が勝ちという
ライアーゲームみたいな話の映画の予告編みたいな映像。
これが、本当に普通にかっこよくて（そして金もかかってそうだった）。
ただ、内容は本当にわけわからないんですけど(笑)
 

隣席
喫茶店で彼女に二股をかけられていたという話を飯塚にしている角田。
話が盛り上がってきたところで、隣の席で勉強をしている豊本に、いきなり「聞いてたでしょ！」と絡む角田。
聞いていませんという豊本に、絶対聞いてたはずだという。
何回かそんなことがあり、とうとう席を立つ豊本。
ところが、そのすぐ後その喫茶店の制服で現れる。
店員さんだった豊本を気にしつつ、それでもその話を続ける角田だったが…。

この豊本さんが、すごく飄々としてて好きなんですよね。
しれっと机を拭いてる感じが。
パンフレットに最後の落ちに二つの意味がかかってるって書いてたんですが、
落ちが全く思い出せなくて…。私がぴんと来なかったのか、オチを変えてたのか。
ＤＶＤ出たら確認しようと思ってます。
もう、机拭いてる豊本さんしか思い出せない…(笑)
 

後手ゲームの公式ルール説明？
文字だけのやつです。
これ見ると本当にわけわからない。なんなんだ後手ゲーム(笑)
 

東京の両親
角田と豊本（老夫婦）がやっている定食屋に、久々にやってきたスーツ姿の飯塚。
飯塚は、ミュージシャンを目指していたが、あきらめて就職したとのこと。
言い方はぶっきらぼうだけど優しいおじさんと、のんびりしてるおばさんに
飯塚は、自分はいなかから出てきて、おじさんとおばさんを東京の両親のように思ってると。
そんななか、二人がちょっとしたことで口げんかになってるのを、飯塚が止めるが
そのときその二人から衝撃的な事実を聞かされる。
 

アルファルファ時代の豊本さんが帰ってきた～！とこのネタ見て思いました。
豊本さんがぼけまくってました。そしてふてぶてしかった(笑)
たしか東京公演ではやってなかった、ルンバのくだりがもう最高に好きすぎる。
ＤＶＤに無事収録されることを祈ります（＞人＜*）
これはめずらしく見た目がコント！って感じのネタで（扮装してる感じ）、
また新たな03が見れた気がします。
このネタ、前半はまるまるいい話的な雰囲気なんで、そのいい話が普通に見れちゃって
このままいい話で終るんじゃないかとちょっと思ってしまいました。
後半の怒涛の豹変っぷりが…(笑）
 

東京の両親の曲
初めて聞いた時、「TOKYO No.1 SOUL SET」みたいだなと思ったんですけど、
実際のところ元ネタは何なんでしょうかね。
映像ではなく写真だけの映像で。ちょっとおしゃれな感じ？
ただここに「彼」が出てくるんだ！あいつが！
久々に豊本いるよを思い出してしまいました。
この映像が今回の映像で一番好きかも知れない。
【追記】曲は、角ちゃんは、ただ朗読してただけ。
 

謙遜
映画のオーディションに合格した豊本。それをお祝いする２人。
すごいすごいと持ち上げられるが、ずっと謙遜している豊本。
いくらほめても謙遜しかしない豊本に、２人が切れる。
 

これは本当にわかるというか、難しいところなんですよね～。
謙遜しすぎると嫌味になるって感じ。
これの豊本さんが本音をぶちまけるところがたまらないです。
久々にバタバタしてる大人を見ましたｗｗ
 

後手っちゃん
後手っちゃんというアニメです。後手っちゃんが「ごんす」っていうんです。
後手っちゃん…響きがいいですよね。
キャラが強すぎて、それ以外のことあまり覚えてないです(笑)。
 

この時間
会社の先輩のトヨミが屋上で落ち込んでいる。そこへ来た角田が、トヨミに告白する。
トヨミは驚いたものの、返事をするから待ってという。
角田は待つが、ずっと考え込んでいて全く返事をする気配のないトヨミ。
しびれを切らして、別の日に返事をというも、今返事するから待ってと言うことで、いつまでも待たされることになる。
 

今回のライブで一番「すごい！」と思ったし、好きなネタです。
前にも書いたんですが、このネタは単独ライブでしかできないだろうし
ライブでしか伝わらないと思うし、東京03じゃなきゃできないネタだと
思うんですよね。
地方でどんな感じになるんだろうと思ってましたが、
地方でもあまり雰囲気は変わらなかったです。いい感じ。
これ、ＤＶＤで見たらどんな感じなんだろうかと思ってます。
あと、地方で見たときに豊本さんが悩んでるときに手遊び（？）してて
意外と遊びの部分が増えててびっくりしました。
このネタで遊びの部分が増えるとは！

物販紹介
昔のフォークソング的な曲（かなり好み←フォークソング好き）。
ネタのトヨミちゃんが悪い女でした。そして物販を貢いでもらってるという。
【元ネタ】松山千春の「旅立ち」
 

家庭訪問は三つ巴
家庭訪問に来た飯塚。そこに待っていた角田は、話を聞くとお父さんではなく、
家庭訪問先の子供の母親に想いを寄せている、居酒屋の主人だという。
早々に帰ろうとするも、角田につかまってしまい、恋の相談をされてしまう。
そんな家庭訪問先の子供の父親は、事業がうまくいかず蒸発して
半年ほど消息が不明な状態。
その父親が、飯塚と角田がいる家に帰ってくる。
 

オークラさんのネタの雰囲気が今までとはちょっと違うな～と感じました。
具体的にどこっていうわけではないんですが、なんていうか、すごく見やすかった。
オークラさんのネタの中で３本の指に入るくらい好きなネタかも（私の中で一番は「妹」なんです）。
地方公演では、ここで角ちゃんがかなり遊んでました（最後、子供の母親に電話をかけるくだり）。
まー長かった(笑)。

エンディング
飯塚さんがとにかくすきだというこの曲。
この曲聞くと、ああライブが終わっちゃうんだ…と思って若干切なくなります。
この詞がなんか好きです。なんか03っぽくて。
【元ネタ】奥田民生